独り言その4>温暖化

二酸化炭素でなぜ温暖化?


現代の人間社会では化石エネルギーが大量に使われる結果、二酸化炭素を大量に放出している。しかしなぜ、二酸化炭素が増えると地球は暖かくなるのか?

それは二酸化炭素が持つ性質の所以である。二酸化炭素・水蒸気・メタン・ビニールなどは光を通すが赤外線をあまり通さないという性質を持つ。太陽から地球に降りそそぐエネルギー(光)は通し、地球から出て行くエネルギー(赤外線)は阻止する。その収支が釣り合わなくなって、現在は地球本来の平均温度の-15度より30度ほど高い平均気温となっている、というわけである

このような温室効果物質のおかげで地球には水が発生し生物が生まれることとなった。零下ならば水は氷となり、生物は生まれ得なかったであろう

ちなみに、先にあげたような温室効果を持つものと逆の性質のもの、すなわち光を通すが赤外線を通さない物質は開発中らしい。これを壁に使えれば熱は逃げていくので、夏でも部屋が涼しくなる…はず


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