麻雀の役一覧


麻雀における役の一覧。 符計算はこちら。

  1. メンゼンツモ
  2. リーチ
  3. 一発(イッパツ)
  4. ピンフ
  5. タンヤオ
  6. 一盃口(イーペーコー)
  7. 役牌(ヤクハイ)
  8. 嶺上開花(リンシャンカイホウ)
  9. 槍槓(チャンカン)
  10. 海底撈月(ハイテイラオユエ)
  11. 河底撈魚(ホーテイラオユイ)
  12. ダブルリーチ(二重立直)
  13. 連風牌(レンフォンパイ、れんぷうはい)
  14. 対々和(トイトイホー)
  15. 三暗刻(サンアンコー)
  16. 三槓子(サンカンツ)
  17. 三色同刻(サンショクドーコー)
  18. 三色同順(サンショクドウジュン)
  19. 混老頭(ホンロートー)
  20. 小三元(ショウサンゲン)
  21. 七対子(チートイツ)
  22. 混全帯么九(ホンチャンタイヤオチュウ・チャンタ)
  23. 一気通貫
  24. 二盃口(リャンペーコー)
  25. 混一色(ホンイーソー)
  26. 清一色(チンイーソー)
  27. 流し満貫(ナガシマンガン)
  28. 人和(レンホー)
  29. 大三元(ダイサンゲン)
  30. 四暗刻(スーアンコー)
  31. 字一色(ツーイーソー)
  32. 緑一色(リューイーソー)
  33. 清老頭(チンロートー)
  34. 九蓮宝燈(チューレンポートー)
  35. 国士無双(コクシムソウ)
  36. 天和(テンホー)
  37. 地和(チーホー)
  38. 大四喜(ダイスーシー)
  39. 小四喜(ショウスーシー)
  40. 四槓子(スーカンツ)

メンゼンツモ


役の説明

門前でテンパイし、ツモ牌が和了牌のときに成立する役。

アガリ例

下記は全て門前である。


リーチ


役の説明

リーチを宣言した後、和了できれば、1飜プラスされる。

リーチの宣言

下記の条件を全て満たしている場合、リーチの宣言が行える(リーチの宣言を行わなければリーチは成立しない)。


さらに、下記を満たしている場合のみリーチの宣言が行える、とするルールが一般的である。


リーチの宣言方法

  1. 「リーチ《と宣言する。
  2. 打牌(宣言牌)を、90度横倒しにして並べる。
  3. 場に1000点棒(リーチ棒・リー棒)を出す。

リーチの宣言後の制約

リーチを宣言した場合、その後は手牌の構成が変わるような手牌の変更を行うことができない。
つまり、リーチ後にツモった牌は、(1)その牌を捨てる、(2)その牌で和了する、のいずれかしか行えない。
当然、チー・ポン・明カンも禁止される。

ただし、手牌の構成が変わらない暗カンは可能、としているルールが大半である。

例えば、「22456②②②一二三六七《という手牌でリーチした場合、②をツモったときに暗カンすることができる。

一方、「11122333東東東西西《という手牌でリーチした場合、2・西のシャンポン待ちであるが、2のカンチャン待ちとも取ることができる。この場合、1(または3)をツモって暗カンすると、待ちの形が変わる(2のカンチャン待ちが無くなる)。
従って、この場合1または3の暗カンをすることはできない。

リーチ棒の扱い


その他


一発(イッパツ)


役の説明

リーチ宣言後、一巡以内(自分のツモが終わるまで)に和了すると成立する。
ただし、和了前にポン・チー・カン(暗カン含む)があった場合は無効となる。
正式には和了役ではなくドラと同じ懸賞役なので、「リーチ・一発《のみで2飜縛りを満たすことは出来ない。

ピンフ


役の説明

門前で、面子が全て順子であり、かつ雀頭が役牌でなく、待ちが両面待ちのときに成立する。副露した場合は10符の符役(無飜なので1飜しばりを満たすことが出来ない)となる。
極めて単純に言えば、符のつかないアガリ(和了)のときにつく役・・・であるはずが、数々の特例のせいで非常に複雑な条件の役となってしまっている。

アガリ例

下記は全て門前である。


タンヤオ


役の説明

2~8の牌(中張牌)のみでそろえる役。副露してもよい。ただし、ルールによっては、副露した場合は無効となることがある。
副露した場合は「クイタン《と呼ばれることが多い。

アガリ例

-手牌が「22456三三三③④④⑤⑥《のとき、②・⑤でタンヤオが成立する。

その他

「么(ヤオ)《の漢字は「公《の字から第2画を除いたもの。日本語環境では表示できないことが多い。
代用文字「幺《が使われることもある。

一盃口(イーペーコー)


役の説明

同じ種類の数牌で、同じ数字の順子を2つそろえた場合に成立する。門前のみ。

アガリ例

下記は全て門前である。


役牌(ヤクハイ)


役の説明

場風牌、自風牌、三元牌のいずれかで刻子もしくは槓子をつくる。副露してもよい。

アガリ例


嶺上開花(リンシャンカイホウ)


役の説明

カン(明カン、暗カン)を行い、王牌から嶺上牌を引いた際に、その引いた牌が自らの和了牌であった場合に与えられる。
門前で暗カンした場合は同時に門前ツモが成立する。

その他

明カンで嶺上開花が成立した場合、明カンをさせた者の責任払いとするルールが多い。

槍槓(チャンカン)


役の説明

他家が加カン(小明カン、小明槓)を行ったとき、その牌が自分の和了牌であった場合に成立する役。捨て牌では無いが、ロンアガりとなる。
この場合、放銃者のカンは成立しないため、槓ドラ・槓裏ドラは増えない。

その他

暗カン、大明カンでは槍槓は成立しない。

海底撈月(ハイテイラオユエ)


役の説明

海底牌をツモることによって和了した場合に認められる役。
門前の場合はメンゼンツモも同時に成立する。

河底撈魚(ホーテイラオユイ)


役の説明

河底牌が和了牌であった場合に成立する役。
必然的にロンあがりとなる。

ダブルリーチ(二重立直)


役の説明

第一ツモの打牌でリーチの宣言を行い、和了した場合に成立する役。
その他の制限はリーチと同じ。

連風牌(レンフォンパイ、れんぷうはい)


役の説明

場風牌と自風牌が同一(東場の親、又は南場の南家)の時、刻子もしくは槓子をつくるとこの役がつく。副露の有無は問わない。
あくまで風が重なっていなければならないので、東場の南家・南場の親で東・南を刻子もしくは槓子をつくった場合、「連風牌《ではなく「役牌2つ《としてカウントされる。とは言え、結局は2翻なので、点数などで差が出ることはない。


対々和(トイトイホー)


役の説明

刻子・槓子を4組そろえ和了した時に成立する。4つの刻子・槓子がそれぞれ副露しているかどうかを問わない。
4組全て暗刻子・暗槓子の場合は四暗刻が、1・9牌のみなら清老頭、字牌のみの場合は字一色が成立する。
3組が暗刻子・暗槓子の場合は三暗刻と対々和の複合役となる。

アガリ例


三暗刻(サンアンコー)


役の説明

暗刻子・暗槓子を3面子そろえ和了した時に成立する。その他の1面子は副露しているかどうかを問わない。
4面子全て暗刻子・暗槓子の場合は四暗刻が成立する。また、4面子の刻子・槓子の内、2面子以上を副露した場合は対々和となる。

アガリ例


三槓子(サンカンツ)


役の説明

槓子を三面子そろえ和了した時に成立する。副露しているかどうかを問わない。
4面子全て槓子の場合は四槓子が成立する。3面子が暗槓子の場合は三暗刻と対々和の複合役となる。

アガリ例


三色同刻(サンショクドーコー)


役の説明

萬子・筒子・索子の同じ数字でそれぞれ刻子(槓子も可)をつくり、和了した時に成立する。副露しているかどうかを問わない。

アガリ例


三色同順(サンショクドウジュン)


萬子・筒子・索子の同じ数字の並びでそれぞれ順子をつくり、和了した時に成立する。副露しているかどうかを問わないが、副露した場合は1飜下がる。


混老頭(ホンロートー)


役の説明

4つの面子と雀頭の全てを老頭牌で和了すると成立する。副露しているかどうかを問わない。
必ず対々和、または七対子と複合する。
チャンタの上位役(順子がないチャンタ)のため、チャンタが同時には成立しない。
字牌を含まない場合は清老頭になる。字牌のみの場合は字一色になる。

アガリ例


小三元(ショウサンゲン)


役の説明

三元牌(白・發・中)のいずれか1種を雀頭とし、残り2種を刻子でそろえ、和了すると成立する役。副露しているかどうかを問わない。
必ず役牌と複合する。
三元牌3種類それぞれで刻子をそろえた場合は大三元になる。

アガリ例


七対子(チートイツ)


役の説明

対子を7組そろえ和了すると成立する役。
ただし、同じ牌を4枚用いて対子2組とみなすことはできない。

223344という数字の連続した対子3組は一盃口と同様の牌姿となるが、順子2つでなく対子3つとして見るため、一盃口・二盃口と複合しない。
高点法により、七対子と一盃口が複合した場合は七対子、七対子と二盃口が複合した場合は二盃口が成立する。

アガリ例


混全帯么九(ホンチャンタイヤオチュウ・チャンタ)


役の説明

4面子と雀頭の全てに么九牌(数牌の1・9と字牌)をそろえ和了すると成立する役。
この役の、字牌を用いない形は純全帯九という1飜アップの役となる。また、4面子が全て刻子であった場合はこの役ではなく混老頭となる(逆をいえば、この役では最低1つは順子が含まれることになる)。

アガリ例



一気通貫


役の説明

萬子なら萬子、筒子なら筒子、索子なら索子で、1つの色の数牌1から9までをすべて1枚ずつ3つの順子(123・456・789)をそろえ和了すると成立する役。

アガリ例



二盃口(リャンペーコー)


一盃口を2組揃えた場合に成立する役。
和了形は七対子と全く同じ牌姿になることが多いが、高点法によりに二盃口となる。
二盃口とする場合は「対子7つ《ではなく「雀頭と順子4つ《と認識するため、七対子とは複合しない。

下記は全て門前である。



混一色(ホンイーソー)


役の説明

萬子、索子、筒子のどれか一種と、字牌だけを使って和了したときに成立する。副露しているかどうかを問わないが、副露した場合は1飜下がる。

アガリ例


その他

門前の混一色はメンホン、タテホンなどと呼ばれる。また、役牌ではなく客風牌を使い副露を多用して安易に作った、混一色のみ2飜の手は俗に「バカホン《と呼ばれる。


純全帯么九(ジュンチャンタイヤオチュー・ジュンチャン)


役の説明

4つの面子と雀頭の全てに老頭牌が含まれる形で和了すると成立する。
チャンタのうち、字牌を含まないもの。チャンタの上位役とみなされるため、チャンタとは飜数計算を重複させない。

アガリ例



清一色(チンイーソー)


役の説明

萬子、索子、筒子のどれか一種のみで和了したときに成立する。

アガリ例


その他

門前の清一色はメンチン、タテチンなどと呼ばれる。
また、上記「アガリ例《からも分かるように、複雑な待ちになりやすく、本人が意識することなくフリテン状態になりやすいので注意が必要。


流し満貫(ナガシマンガン)


役の説明

配牌の時点から么九牌だけを捨て続け、流局(荒牌)までそれを続けられた場合に成立する。
ただし、捨牌を他家に1枚でも鳴かれている場合は成立しない。

役の性質上、成立時には放銃者がいないため、ツモあがり相当の扱いとして他家全員から点数の支払いを受ける。
即ち、親が流し満貫の場合、全員から4000点取得する。子が流し満貫の場合、親から4000点・他の子から2000点取得する。


人和(レンホー)


役の説明

子が配牌でテンパイした状態で、最初のツモより前に捨てられた牌でロン和了した際に成立する。ただし、地和と同じく、それより先にチー・ポン・カンがあった場合は無効となる。

その他

ローカル役であるとして人和を採用しないルールも多く、採用している場合も細かい取り決めにバラつきが見られる。


詳しくは、Wikipediaの(人和のページを参照。


大三元(ダイサンゲン)


白・發・中の3種類をすべて刻子または槓子でそろえ、和了したときに成立する。



四暗刻(スーアンコー)


役の説明

暗刻子及び暗槓子を4組そろえ和了した場合に成立する役。暗刻子を4組そろえるため、必然的に門前となる。

アガリ例

以下は全て門前である。


その他

上記「アガリ例《の東単騎待ちのような四暗刻単騎待ちであり、かつ、ツモあがりした場合にダブル役満とするルールもある。


字一色(ツーイーソー)


役の説明

字牌(東・南・西・北・白・發・中)のみで構成された和了形。対々和もしくは七対子の形になる。
対々和形式の場合、四喜和(大四喜・小四喜)や大三元、四暗刻と複合するケースもある。

アガリ例

以下は全て門前である。



緑一色(リューイーソー)


役の説明

發と索子の2,3,4,6,7だけを使って和了ったときに成立する。
これらの牌が全て緑色である事から吊前がつけられ、オールグリーンとも呼ばれる。緑一色の吊もこのAll Greenを訳したものである。

アガリ例


その他

ルールによっては、發は必ず含まなければならないとされることがある。


清老頭(チンロートー)


役の説明

面子全てが老頭牌(数牌の1・9)だけで構成された和了形であり、形式的には混老頭や純全帯么九の上位といえる(前者の和了形の内字牌がないもの、後者の和了形の内順子が含まれていないもの)。
牌種の関係上、構成面子に順子を含めないため、必ず対々和の形になる。

アガリ例



九蓮宝燈(チューレンポートー)


役の説明

「1112345678999+X《の形をあがった時に成立する。
萬子のみ限定役とされることがあるが、索子・筒子でも成立するというのが一般的。

その他

上記の通りのため、聴牌形は73種類に限定される。詳しくはWikipeiaの九蓮宝燈のページ参照。


国士無双(コクシムソウ)


役の説明

13種すべての么九牌(字牌)と、老頭牌(数字の1・9)を 1 枚ずつ揃え、そのうちのどれか一種を2枚(雀頭)とした和了形。

その他



天和(テンホー)


役の説明

親の配牌の時点で既に和了の形が完成している状態の場合に成立する役。
和了の形は四面子一雀頭の基本的な形の他、七対子の形でも国士無双の形でもかまわない。

その他



地和(チーホー)


役の説明

子が配牌時点で聴牌し、かつ第1ツモで和了することで成立する役。
ただし、第1ツモの前にチー・ポン・カンが入ると無効になる。


大四喜(ダイスーシー)


役の説明

東南西北の4種すべてを刻子(もしくは槓子)にして和了した時に成立する役。
なお、三つの風牌を晒している相手に対して残り一種の風牌を捨て、ポンされた場合は包則(パオ)が適用される。

アガリ例


その他




小四喜(ショウスーシー)


役の説明

東南西北のうち3種を刻子(もしくは槓子)にし、残り1種を雀頭にして和了した時に成立する。
残る1面子は順子でもよいので、両面のテンパイをとれる場合もある。

アガリ例



四槓子(スーカンツ)


役の説明

暗槓・明槓を問わず槓子を4つ作って和了った時に成立する役。
4面子をすべて槓子として晒すため、テンパイ形は必然的に裸単騎の形になる。

アガリ例


その他

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